1 月 04
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明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、2009年は皆さんにとってどんな一年だったでしょうか?
…えっ?まだ早すぎる?
2008年の間違いじゃないのかって?
いえ、間違いではありません。
「一年の計は元旦にあり(もう四日ですが)」などと言いますが、これは本当です。
ただし、この「計」というのは「計画」のことではありません。
一年の総計という意味です。
「2009年なんて、つい何日か前に始まったばかりなのに、そんなの無理だよ」
おやおや、あなたはこの一年間を未だ「現象のリアクション装置」として過ごそうとしているのですか?
あなたは今年一年をどんな風に過ごしたいですか?
一年が終わったとき、どんな印象を持って2009年を振り返りたいですか?
それを今やったらいいのです。大晦日まで待つ必要はありません。
何か成し遂げたい計画があるのなら、
「今年はあの計画をトントン拍子で成功させることが出来た。本当に充実した一年だった」
何らかのピンチに見舞われているのなら、
「年始めはあんなに不安だったのに、あれよあれよという間に好転して、今はこんなにも満たされている。なんとも幸せな一年だった」
というように。
今年一年の大晦日の気分を、年始の今だからこそ先に味わってみてください。
この時、間違っても現状からの予測に基づいてその気分を決定しないように。
現状とは無関係に、あなたが大晦日に感じたい感情を、ただ単純に選択してください。
そしたら、今だけ望む大晦日にタイムスリップして、その感情を先取りしてみてください。
声に出してみたり、ノートに書いたりしてみるのも良いですよ。
ポイントは、望んでいるその時の感情をありありと味わうことです。
充分にその感情を味わったら、この時間に戻ってきてください。
あとは流れに身を任せて、精一杯楽しく過ごしていきましょう。
そして一年が過ぎ、大晦日が来たとき…
このページを見返したり、ノートに書いた文章を読み返したりしてみてください。
きっと驚かれるはずです。
あなたが前もって認定したことと、これから経験することの間には、時間的な前後関係は実はありません。
逆にしても成り立つのだということがお分かりになるはずです。
これが「あなたがそうなりたいのなら、あらかじめその状態になっていなくてはいけない」ということの意味です。
108式「一年の計は元旦にあり」、いかがでしょうか?
是非お試しください。